【名古屋市】塗装業者へ依頼する前の準備や塗装業者の見分け方 | 有松塗工店

依頼前の準備

まずは、見積もり依頼をする前にしておきたい準備です。

予算を決める

依頼する塗装業者や使用する塗料、塗装する面積などによって塗装にかかる費用は大きく変わります。予算を決めてその範囲内に収まるように、塗料や業者を選びましょう。明確な費用が算出できない場合は、「許容できる金額」を決めておくと見積もりの判断がしやすいです。

どんな仕上がりにしたいか決める

塗装には様々な種類があり、使用する塗料によって仕上がりが大きく変わります。どんな見た目・性能を希望するのか事前に決め、それに合った塗料を選べるようにしておきましょう。

例えば、

など、様々な希望があるはずです。多くの人は「白い壁がいい」というような、大まかな希望は持っています。しかし、「白ならなんでもいい」と任せてしまうと、もっとクリアな仕上がりがよかった、元の壁の質感を残したかったなど、後から不満が出てしまうかもしれません。できるだけ仕上がりのイメージを細かく思い描き、それを見積もり発注時に伝えられるようにメモしておきましょう。

必要な耐久年数を考える

塗料には耐久年数があります。主な塗料の耐久年数は以下の通りです。

アクリル樹脂塗料	5年～7年前後
ウレタン樹脂塗料	7年～10年前後
シリコン樹脂塗料	10年～14年前後
フッ素樹脂塗料	14年～18年前後

耐久年数が長くなるほど、塗料の価格も高くなります。10年前後で住み替える予定や、塗り替え前提ならアクリル樹脂やウレタン樹脂でも十分でしょう。1度の塗り替えでできるだけ長持ちさせたいなら、シリコン樹脂やフッ素樹脂塗料のほうが適しています。予算や塗り替えの頻度を考えて選びましょう。

塗装する範囲を決める

「外壁の塗装」と言っても、塗る範囲は壁だけではありません。雨樋や換気扇フード、軒裏天井など、外壁に含まれる部分は細々とあります。塗装する範囲が広いほど費用も上がります。しかし、節約のために壁だけの塗装にすると古いパーツが目立ったり、色がちぐはぐになったりするかもしれません。どこまでを塗装してもらうのか検討し、見積もり時に明確に指示しましょう。

名古屋市で創業33年を迎えた有松塗工店では、職人直販だからこそできるリーズナブルな価格での塗装を行っております。低価格で高品質なサービスを提供できるように努力しておりますので、塗装をお考えの際はぜひお見積もりをご依頼ください。

工事前の準備

続いては、工事の日程が決まったら当日までにしておきたい準備の話です。

工事前の状態を撮影しておく

塗装業者が来る時間までに、塗装前の状態を撮影しておくのがおすすめです。万が一塗装をした後に何らかの問題が発生した際に、責任の所在をはっきりさせることができます。とくに傷や劣化の補修も依頼する場合は、工事前後の様子がわかるようにしましょう。

塗装範囲周辺の荷物を撤去する

塗装工事では足場を組むため、外壁の周囲1mくらいにある荷物は撤去が必要です。自転車やゴミ箱、鉢植えの植木など可能な範囲で移動をお願いします。庭植えの樹木や動かせない物置きなど、自分たちで移動できないものがある場合は、事前に塗装業者に伝えておくとスムーズです。また、庭にペットがいる場合は安全確保と脱走防止のために、家の中に待機させることも考えておきましょう。

車を移動する

塗装する壁近くにカーポートがある場合は、車の移動をお願いすることがあります。塗料の付着防止や足場確保のためです。別途駐車スペースの準備をお願いします。移動が必要ない場合もありますので、わからない場合は工事前にご相談ください。バイクは、足場の範囲外に移動したうえでカバーをかけていただければ大丈夫です。

ご近所への挨拶をする

塗装工事では、工具を使用する音や塗料のにおいなどで近隣にお住いの人へご迷惑をおかけします。必要に応じて、工事の日程を伝えておきましょう。塗装業者も挨拶を行いますので、それが不要な場合や複雑な事情がある場合は事前に伝えていただけると助かります。

塗装工事に関連するわからないことやご不安なことがありましたら、名古屋市の有松塗工店にお気軽にお問い合わせください。塗装工事のご相談から工事前に必要な準備までサポートいたします。お電話かメールにてご連絡ください。

危険な業者の特徴

質の悪い工事をする業者には、似たような特徴があります。以下の3つはとくに要注意です。

50%以上の値引きや今だけの特典をアピールする

など

とても魅力的に聞こえる言葉ですが、こうした安さのインパクトで推してくる業者はおすすめしません。元の価格が相場より高く設定されているだけのことが多いからです。さらに、安くするために塗料を薄める、雑な工事で早く終わらせるなどの可能性があります。

超高性能な「自社製品」を強く推す

こうした言葉を聞くと「塗り替えが必要ないなら安く済む！」と思ってしまうところですが、どんなによい塗装でも15年～20年で塗り替えが必要です。言葉のトリックや誇大表現など、何かしらの隠された意味があるので注意しましょう。

屋根に対して無関心

ほとんど目に入らない部分ですが、屋根は外壁よりも劣化が早いです。そのため、外壁の塗装と屋根の塗装を一緒に行うのが普通の業者の考えで、見積もり時に提案します。いわゆる悪徳業者の場合は、ぱっと見の金額を安くするために外壁塗装の話しかしません。工事が始まってから、屋根の塗装も必要であることを告げられ、依頼したら相場よりも高い費用を請求されるということが多いです。見積もりに屋根の塗装が入っていない場合や、外壁以外の話題に触れない場合は注意しましょう。名古屋市にある塗装業者・有松塗工店は、地域密着の丁寧で誠実な仕事を何よりも大切にしております。完全自社施工ですので、安心してご依頼ください。

業者の見分け方

危険な業者の特徴が分かったら、見分け方も知っておきましょう。

不安をあおる話をしてこないか

一刻も早く、1件でも早く契約をしたい危険な業者は、不安をあおる話がとても多いです。

大切な家を見てこんなことを言われたら、誰でも不安になります。しかし、一度冷静になりましょう。よい業者は丁寧に壁の状態を説明し、どうすれば解決できるか工事の選択肢を提案します。「すぐに工事しましょう！」とはならないので、落ち着いて見分けてください。

施工は自社で行うか

塗装業者として運営されていても、実際に工事を行うのは下請けの別会社というパターンは少なくありません。そのような会社のすべてが悪いわけではありませんが、施工管理が適切でなかったり、知識のない人が契約を行ったりする可能性が高いです。悪意のある会社の場合は、手抜き工事で発生するトラブルの責任の所在を曖昧にして逃げる手段としていることもあります。できるだけ自社施工の塗装業者を選んでください。

見積もりや契約内容を書面で用意するか

見積もり依頼や契約をする際に、口約束でなく細かく書類を作るかどうかも見分け方のポイントです。細部まで記載された見積もりや、工事内容がかかれた書類、契約書などひと目見てわかるような書類を用意できる業者を選びましょう。なお、途中で工事内容が変わった場合はその都度新しい書類を提出してもらう必要があります。こうした事務手続きを怠る業者はトラブルになりやすいです。

アフターサービスは充実しているか

塗装は塗った直後に問題が発生することは少なく、数ヶ月～数年後に手抜き工事やミスが表面化します。そのような場合に備えて、アフターサービスや保証がしっかりあるところを選びましょう。当然保証の内容も重要です。数年間の保証では、異常が現れたときにはすでに期間が過ぎていたということになりかねません。